弱気ムードが高まる可能性、GDPとFOMCに注目=今週の米株

2008年 10月 27日 07:21 JST
 

 [ニューヨーク 26日 ロイター] 27日に始まる週の米株式市場では、弱気ムードが一段と高まる可能性がある。国内総生産(GDP)の速報値、米連邦公開市場委員会(FOMC)が焦点となる。

 ダウ工業株30種は今月に入って22.8%下落。S&P総合500種は24.7%、ナスダックは25.8%下落しており、月足の下落率は1987年10月の株価暴落時以来の大きさとなる見通し。S&Pは第2次世界大戦以降で最悪になる公算。

 30日には第3・四半期のGDP速報値が発表されるが、2007年第4・四半期(修正値)以来のマイナス成長となる可能性がある。

 チャンネル・キャピタル・リサーチ(ニュージャージー州)の首席投資ストラテジスト、ダグ・ロバーツ氏は「市場の見通しは、米連邦準備理事会(FRB)がどんな措置をとるかによる。世界的な協調行動のようなことが行われる可能性も排除しない」との見方を示した。

 今週はGDP以外にも重要な経済指標の発表が目白押しで、新築住宅販売、消費者信頼感指数、S&P/ケース・シラー住宅価格指数、耐久財受注、個人所得・個人消費支出、などに関心が集まっている。 

 FRBは28日からFOMCを開催する。金利発表は29日午後2時15分(1815GMT、日本時間30日午前3時15分)ごろ。

 先物市場では、FRBが0.5%ポイントの利下げを行い、政策金利は1.5%から1%になると織り込んでいる。また、0.75%への、より大幅な利下げが行われる確率は「20%以上」とされている。

 投資家は今後の投資戦略を決定する上で、政策金利の発表以上に、FRBの景気認識、および経済の先行き関する見方に注目している。   続く...

 
 
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