ECB、11月6日の理事会で利下げする可能性=トリシェ総裁

2008年 10月 28日 02:42 JST
 

 [マドリード 27日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は27日、11月6日のECB理事会で利下げする可能性があるとの考えを示した。

 総裁は当地で講演し「次回11月6日の理事会で、再度利下げすることは可能と考える。確かではないが、可能性はある」と述べた。

 「新たな情報は、中期的インフレの上振れリスクが一段と緩和することを示す公算が大きい」との見方を示した。

 総裁は、成長減速によりインフレ懸念が和らいだものの、追加利下げはインフレ見通しによって正当化されなければならないとの見方を強調した。

 「このところの商品価格下落や最近見られる大幅な需要減退を考慮すると、物価安定への上振れリスクは低下している」と語った。利下げ幅に関してはコメントを控えた。

 また、どのような新しい金融政策スタンスを次回理事会で決定するにしても、ECBの物価安定維持という目的と一致しなくてはならないと述べた。

 アナリストは、利下げ幅が注目されており、50ベーシスポイント(bp)引き下げられるかが焦点と指摘した。

 バークレイズ・キャピタルのエコノミスト、ジュリアン・キャロウ氏は、トリシェ総裁の発言について、11月6日の利下げがほぼ確実であることを示す明確なシグナルと指摘。「残された主要な問題は利下げ幅だ。現在の市場予想である50bpの利下げを実施しなければ、サプライズとなるだろう」と述べた。

 
 
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