今日の株式見通し=しっかり、オバマ氏勝利であれば中立材料

2008年 11月 5日 08:09 JST
 

 [東京 5日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京株式市場はしっかりとした展開が予想されている。米株高や円安基調を受けて、きょうの東京市場も買い先行で始まるとみられている。

 ただ、買い一巡後は戻り待ちの売りも出やすいとの予想だ。大和証券SMBCグローバルプロダクト企画部部長の高橋和宏氏は「米大統領選で大勢が判明した後は、いったん材料出尽くしとなる可能性もある」とみている。日本時間で昼ごろに大勢が判明するとされている米大統領選挙については、市場は民主党のオバマ氏の勝利を織り込んでいるという。

「共和党のマケイン氏の勝利となった場合、市場は消化しきれないかもしれない」(新光証券エクイティストラテジストの瀬川剛氏)との声がきかれた。

 日経平均の予想レンジは、8900円─9600円。 

 4日の米国株式は、大統領選挙日としては過去最大の上げ幅を記録した。各種世論調査で優勢となっているオバマ民主党候補の勝利は織り込み済みで、同氏の勝利は株式市場にとってニュートラルな材料となりそうだ。

 4日のシカゴ日経平均先物終値が9585円まで大幅に上昇しており、きょうの日経平均もこの水準まで上昇する可能性がある。半面、「9500円に近づくと戻り売りも出やすい」(大和証券SMBCの高橋氏)との声も出ている。

 業種別では、原油価格の上昇でエネルギー資源や素材、商社などが物色されるとみられるほか、円安基調を好感し輸出株も引き続き堅調買われそうだ。 

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子)

 
 

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