近ツー、景気低迷などで08年12月期予想を下方修正

2008年 11月 12日 21:17 JST
 

 [東京 11日 ロイター] 近畿日本ツーリスト(9726.T: 株価, ニュース, レポート)は、2008年12月期の連結決算見通しについて、営業損益を9億円の黒字から40億円の赤字に下方修正した。燃油サーチャージの高騰から海外旅行が減少しているほか、海外旅行からシフトするとみられていた国内旅行も景気低迷から伸びず、全体的に取扱が減少したことが修正の理由となっている。

 とりわけ減収率が大きい海外旅行については、先行きは原油価格の下落がプラスに働きそうなほか、昨今の円高が需要の刺激につながるとの期待があるが、足元では収益に結びついていない。

 シビアな状態となっている関西地区で、冷え込んだマーケットを活性化させるために、韓国旅行など一部商品について円高還元として値下げを実施したものの「話題性は高いながら、業績に大きく影響を及ぼす効果は出ていない」(内田安次副社長)という。

 他方、同社は11日、2011年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表。中核事業の安定収益の確保や、新たなプラットフォーム戦略の推進による事業拡大などを目指す。戦略としては「同業他社の買収も視野に入れている」(内田副社長)としている。

 計画では、連結営業利益について、2009年に9億円、2010年に21億円、2011年に35億円を目標として掲げている。

 また、同社は11日、クラブツーリズムと業務提携について合意したと発表した。

 
 
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