ナイジェリアの通信衛星が「電池切れ」

2008年 11月 13日 15:36 JST
 

 [アブジャ 12日 ロイター] ナイジェリア政府は12日、総額3億4000万ドル(約322億円)を投じた通信衛星「NIGCOMSAT-1」の電池が切れたことを明らかにした。現地各紙は、通信衛星が軌道から外れて行方不明になったと報じていた。

 この衛星は、通信や放送、大容量のマルチメディア事業の発展に向こう15年は貢献が期待できるものとして、昨年5月に中国から打ち上げられた。

 同国の科学技術相によると、アブジャと中国にある地上局の技術者は、衛星の太陽電池が充電されておらず、このまま修繕せずに放置すると、ほかの衛星に衝突する恐れがあると指摘している。

 同相は記者団に対し「(解決のための)選択肢を検討し、われわれが決定した最良の方法は、駐車するように衛星をその場に止めておくことだ」と説明。「衛星を止めておかず、すべてのパワーを使い切ってしまうと、移動させるためのエネルギーさえもなくなる。(放置すれば)危険な状態となり、回転し続けることで、軌道上でほかの衛星にぶつかることになる」と述べた。

 同衛星には保険がかけられており、修繕できなければ新しいものに取り換えるとしている。

 
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ