日経平均は小幅続落、銀行株が売られる
[東京 19日 ロイター] 東京株式市場では日経平均が小幅続落。グローベックス市場で株価指数先物が軟調だったことで東京市場でも短期筋による先物売りが先行し、一時は下げ幅が200円を超えた。
下値のめどとみられる8200円どころをいったん割ったことで割安感から個人投資家の買いが入って日経平均は下げ渋ったが、商いは薄く下値不安はくすぶっている。米国市場で金融セクターが下げ止まらないことから東京市場でも銀行株が売られたことが地合いを悪くしているという。
東証1部の騰落は値上がり736銘柄に対し値下がり869銘柄、変わらずが107銘柄となった。
18日の米ダウ工業株30種は151.17ドル上昇したものの、東京時間でグローベックス市場の米国株価指数先物が軟調だったことから、日経平均先物にも短期筋による売りが先行。前引けにかけて、このところの下値メドになっている8200円どころをねらった下値トライとなった。ここを割り込んだことで売り方が勢い付き、後場寄り後間もなく日経平均の下げ幅は200円を超えた。
しかし、次の下値めどとなる10月10日安値(8115円41銭)を意識して日経平均は下げ渋り、その後は下値もみあいに転じた。「値ごろ感から個人投資家の買いが入った」(準大手証券)ことがきっかけになったという。
東証1部売買代金は1兆5280億円と薄いため、市場では「株価形成の信頼性は薄い。方向感は定まっていない」(準大手証券)との声が多く、下値不安はくすぶり続けている。
不安感の一因は米金融セクターの株価が下げ止まらないことで、これが東京市場での銀行株売りを誘発し、増資問題による需給懸念もあいまって、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)など3メガバンクが揃って売り込まれた。 続く...













