米ソニー、ブルーレイ機器販売台数が目標下回る見通し

2008年 11月 21日 18:46 JST
 

 [ニューヨーク 20日 ロイター] ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)の米国法人、ソニー・エレクトロニクスのスタン・グラスゴー社長兼最高執行責任者(CEO)は20日、次世代DVD規格「ブルーレイ・ディスク(BD)」対応プレーヤーが今年の年末商戦で人気商品の一つになる可能性を指摘したものの、景気の冷え込みで販売目標を下回るとの見通しを示した。

 DVDプレーヤーはソニーが開発し、パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)、サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)など他社ブランド名でも販売されている。

 グラスゴー社長はロイターに対し、価格に敏感な米消費者のクリスマス直前需要で同プレーヤーの売り上げが伸びる可能性があると述べた。一方で、同プレーヤーの全世界販売目標である500万台には届かないとの見通しも示した。この売り上げの大半は米国が占めると予想されていた。

 同社長は「目標を大きく下回るわけではなく、10%程度だろう。現在の厳しい景況下にあって、健闘している商品の一つには違いない」と述べた。

 業界専門家らによると、今月27日の米感謝祭以降、家電小売り業はブルーレイ・プレーヤーの価格を大幅に引き下げる見通し。2006年には最高1台1500ドルだったが、150ドルまで値下げされる見込みという。

 高品質の画像と音声が売り物のブルーレイ・プレーヤーは、映画DVDが小売価格で1枚30ドル以上と高額なために売り上げが伸び悩んでいる。

 同社長は映画DVDの値下げがプレーヤーの売り上げを後押しする可能性を指摘した。

 今年の年末商戦は、銀行、小売り、自動車セクターの混乱を目にした消費者が支出を控える可能性があるため、家電業界全体にとって厳しいものになると見込まれている。

 
 
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