ECB当局者が12月利下げ示唆、利下げ幅は50bpとの見方

2008年 11月 22日 01:42 JST
 

 [ローマ 21日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)の複数の政策当局者は21日、ECBが12月4日の理事会で追加利下げに踏み切るとの見方を示唆した。焦点の利下げ幅は前回に続き50ベーシスポイント(bp)とみられている。

 ECB理事会メンバーであるルクセンブルク中央銀行のメルシュ総裁はダウ・ジョーンズのインタビューで、大幅な利下げは逆効果をもたらす可能性があるとの考えを示し、利下げ幅について10月以降の決定よりも大幅になるとの見方をけん制した。

 理事会メンバーのドイツ連銀のウェーバー総裁も会合で「私見では、中期的インフレ圧力の著しい低下と経済見通しの急速な悪化により、ユーロ圏の金融政策は必要であれば一段の緩和を実施する余地がある」と発言。

 同時に「金融バブル崩壊が実体経済に与える影響に対処するため、短期的に大幅な金融緩和を実施することは、一方で、新たな不均衡が生じないよう、これまで以上に迅速に金融政策を正常化する義務を伴う」とし、いずれは緩和と同様のペースで政策金利を引き上げる必要性を指摘した。

 同じくECB理事会のメンバーであるオーストリア中銀のノボトニー総裁は、12月理事会の見通しについて、どの程度の利下げを行うかが討議されるとの見方を示した。

 同総裁はマーケット・ニュース・インターナショナル(MNSI)とのインタビューで、利下げ幅は前の2回と同程度になるかとの問いに「そうだ。しかし詳細なことはいえない」と答えた。

 
 
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