米FRB、住宅・消費者ローン関連証券向けに76兆円支援へ

2008年 11月 26日 07:20 JST
 

 [ワシントン 25日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は25日、住宅ローン関連の債券や証券を計6000億ドル(約57兆円)買い入れるプログラムと、消費者ローン関連証券向け2000億ドル(約19兆円)規模の支援策を発表した。

 政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)および連邦住宅貸付銀行(FHLB)発行の債券を最大1000億ドル買い取る。

 また、ファニーメイ、フレディマック、連邦政府抵当金庫(ジニーメイ)が保証する住宅ローン担保証券を最大5000億ドル買い取る。

 FRBは声明で「この措置は住宅購入に向けたコスト削減とクレジット利用可能性を高める目的で講じられ、住宅市場を支援するほか、より全般的な金融状況の改善につながる」と述べた。

 FRBはまた、学生・自動車ローンやクレジットカード・ローンをはじめとする消費者ローンや、中小企業局(SBA)が保証するローンへの支援として、こうしたローンを裏づけとした証券の保有者に最大2000億ドルの貸し出しを行う。

 消費者ローン関連の支援策では、米財務省が金融安定化法に基づく7000億ドルの資金枠から200億ドルの保護を提供し、FRBが損失を被った場合に補てんする。

 財務省は声明で、消費者ローン関連の資産担保証券(ABS)は10月から発行が実質的に停止状態になっていると指摘し、「ABS市場の問題が続けば、消費者向け融資が一段と冷え込み、景気がさらに悪化する可能性が高まる」と述べた。

 
 
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