10月全国コアCPI伸び率は4カ月ぶり2%割れ

2008年 11月 28日 15:15 JST
 

 [東京 28日 ロイター] 総務省が28日発表した10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2005年=100.0)は前年比1.9%上昇の102.4となり、9月の同2.3%上昇から伸び率が鈍化した。

 伸び率が2%を割るのは、今年6月以来4カ月ぶり。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比プラス1.9%で、発表された数字はこれと一致した。これまでCPIの上昇に寄与したガソリンなどエネルギー項目の上昇幅が一段と縮小したことが影響した。エコノミストの間では、景気の後退に伴う需給ギャップの悪化で今後もCPIの低下傾向が続き、全国コアCPIは来春にはマイナスに転じるとの見通しも出ている。

 10月全国コアCPIの伸び鈍化については、電気代、灯油、ガソリンなど寄与度の大きいエネルギーが下落した影響が大きい。ガソリンは前年比10.2%上昇と、9月(20.7%上昇)から大きく上げ幅が縮小。コアCPIに対する寄与度も低下した。

 一方、生鮮食品を除く食料の寄与度は高まり、エネルギーの寄与度を上回った。これは、揮発油税などの暫定税率が失効した08年4月を除くと07年9月以来。

 総合指数は前年比1.7%上昇した。食料(酒類を除く)およびエネルギーを除く総合指数は前年比0.2%の上昇だった。 

 11月の東京都区部コアCPIは前年比1.1%上昇の101.4となり、10月(同1.5%上昇)から伸びが縮小。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比プラス1.3%で、発表された数字は予測を下回った。5月の前年比0.9%上昇以来の低い伸びとなる。内訳をみると、原油価格の下落を背景にエネルギーの上昇幅が一段と縮小。ガソリンは前年比12.2%の低下となり、07年9月(同0.7%低下)以来のマ

イナスとなった。

 総合指数は前年比1.1%の上昇だった。食料(酒類を除く)およびエネルギーを除く総合指数は前年比0.2%の上昇だった。  続く...

 
 

ロイターオンライン調査

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