OPEC、追加減産の決定を12月総会まで見送り
[カイロ 29日 ロイター] 石油輸出国機構(OPEC)は29日、エジプトのカイロで緊急会合を開き、新たな減産を見送ることで合意した。
サウジアラビアをはじめとする湾岸産油国は、12月17日にアルジェリアで開かれる次回総会まで、過去2カ月に決定した日量200万バレルの減産水準を維持することを主張した。
12月の会合でどの程度の追加減産が必要になるかについては、サウジを中心とする湾岸各国など大半が日量100万―150万バレルとの考えを示した。ただ参加者によれば、サウジは、追加減産を決定する前に全ての加盟国が既存の減産水準を順守していることを確認する必要があるとの見解を示した。
クウェートのオレイム石油相は「順守はされていると思うが、現在の市場環境では100%の順守が求められている」と言明。
カタールのアティーヤ・エネルギー・産業相は「われわれは過剰生産を非常に懸念している」と述べた。
原油相場は1バレル=55ドルと、7月に付けた過去最高値から約90ドル下落しており、落ち込みに歯止めを掛けるのがOPECの最優先事項となっている。サウジは数年ぶりに「適正価格」について言及、75ドルとした。
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