豪政府、外資によるカンタス航空買収を今後も認めない方針

2008年 12月 2日 13:26 JST
 

 [キャンベラ 2日 ロイター] オーストラリア政府は、同国航空最大手カンタス航空(QAN.AX: 株価, 企業情報, レポート)について、今後も外資による経営権取得を認めない方針。アンソニー・アルバニーズ運輸相が、国営ラジオで明らかにした。

 同相によると、2日公表予定の航空セクターに関する政府の提言案では、外資によるカンタス航空の株式保有率上限は現行の49%を維持する方針が示されている。

 同相は「カンタス航空に関しては、オーストラリアの株式保有比率51%を維持する。それとは別に公正な競争環境はあってしかるべきだ」と述べた。

 豪紙オーストラリアンによると、同案では、カンタス株式に対する外国人投資家の25%、および海外航空会社の計35%の保有比率上限が取り除かれる見通し。これによりカンタスは事業統合が容易になる。

 また同紙によると、豪州─米国間路線について、豪政府は他の航空会社による新規参入を認めない方針を維持する。シンガポール航空(SIAL.SI: 株価, 企業情報, レポート)はこれまで、新規市場の開拓を進めるため同路線の開放を強く求めていた。

 
 
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