民間企業債務担保に無制限で資金供給=日銀臨時会合
[東京 2日 ロイター] 日銀は2日、臨時の金融政策決定会合を開催し、企業金融円滑化のために新しく民間企業債務を担保として、無制限に政策金利と同水準の金利で年度末越え資金を供給するオペレーションを導入することを決定した。
貸付期間は3カ月以内、期限を来年4月30日以前とする。12月の次回政策決定会合で基本要領を決定し、来年1月中の実施を予定。
さらに社債と証書貸付債券の担保としての適格要件について、従来の「A」格相当以上から「BBB」格相当以上に緩和することも併せて決定した。12月9日から実施する。
中小・零細企業で資金繰りが悪化しているほか、大企業でも市場での資金調達環境が悪化している先が増えるなど、金融環境全体として緩和度合いが低下しているとし、年末・年度末に向けた企業金融の円滑化に向けてこうした措置を講じることとした。
今後の金融政策についてはこうした措置を活用しながら、適切な金融調節の実施を通じて金融市場の安定確保に努めていくとした。
金融調節方針については全員一致で無担保コールオーバーナイト物の誘導目標金利を0.3%に維持することを決定した。
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