米FRB、金利低下に伴い困難な決断迫られる=フィラデルフィア地区連銀総裁

2008年 12月 3日 06:37 JST
 

 [ロチェスター(米ニューヨーク州) 2日 ロイター] 米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は2日、金利が低下するにつれて米連邦準備理事会(FRB)はどのように量的緩和を機能させるかなどの困難な決断を迫られるとの見方を示した。

 同総裁は当地で講演後、記者団に対し「今後数週間、数カ月間、数年間、金融政策をめぐるさまざまな問題にわれわれは直面する。量的緩和を実施する可能性があるような状況であれば、それがどのように機能するかなどだ」と述べた。

 FRBはすでに量的緩和を実施しているかとの質問に対し「FRBのバランスシートは過去2カ月間で2倍に拡大した。ある種の量的緩和だと考えれば不適切とは言えない」と語った。

 「金利がゼロに向かって下がっていけば多くの問題が発生する。FRBがそうした問題を考えているのは当然だ」と述べた。

 FRBが現在買い入れているのはほとんどが短期の資産だが、長期債の買い取りが不可能だとは言えないとした上で「問題は量的緩和の下ではバランスシートを拡大する必要があるということだ」と指摘。

 「長期債の買い取りはそのためのひとつの手段だ。バランスシート拡大には多くの種類の証券(の買い入れ)が可能だ。米国債や短期証券に限られるわけではない」と述べた。

 
 

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