09年の中国成長率予想、再び引き下げる可能性=IMF専務理事
[マドリード 15日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は15日、世界経済が前例のない減速に直面しているとして、2009年の中国の成長率予想を5%前後に引き下げる可能性があるとの見解を明らかにした。
IMFは11月、09年の中国の成長率予想を0.8%ポイント引き下げ8.5%とし、08年の9.7%から鈍化するとの見通しを示していた。
ストロスカーン専務理事は当地で開催された会合で「中国の(成長率)見通しを当初は11%としていたが、その後8%へ、さらに7%へ引き下げた。おそらく5─6%の成長率になるだろう。世界的な景気後退の可能性は現実的だ。何らかの手を打つ必要があることを認識している」と述べた。
「われわれは前例のない生産減少に直面している。不透明性が高いことにより、一部で財政出動の有効性が損なわれている兆候がある」と語った。
その上で「全体の効果はある程度続くと予想している。1─2四半期よりも長く続く大規模かつ多様な刺激策が必要だ」と指摘した。
「適切な水準は(世界の)国内総生産(GDP)の約2%、1.2兆ドルだ。これなら効果が表れ、世界的な景気後退のリスクが緩和する可能性がある」と述べた。
さらに「一部あるいは多くの例外はあるが、09年末か10年初めには回復の兆しが見られるだろう。これは明るいニュースだ。しかし多くの下振れリスクがある」と語った。
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