09年の見通し:株式市場関係者のコメント集
[東京 24日 ロイター] ロイターが市場関係者に対しヒアリングした2009年の株式見通しの各コメント(一部抜粋)は以下の通り。順不同。
<野村証券チーフストラテジスト・岩澤誠一郎氏>
年前半は政策効果への期待が支配的で上値を試す展開を見込んでいる。年後半は政策効果が息切れし、世界的にデフレ懸念が再来する可能性を想定する。1つのテーマが一群の銘柄の持続的な株価上昇をもたらす相場にはならないだろう。 だがあえて言えば日本企業のリストラクチャリングに注目している。
<大和総研チーフテクニカルアナリスト・木野内栄治氏>
年初からオバマ米次期大統領の強力な景気対策に対する期待感から、株価は回復に向かう可能性が高い。米国はこれまでの景気回復局面において、消費がリード役を担ってきた経緯があり、今回も需要喚起策で持ち直すことが考えられる。景気対策に加えて商品市況下落が、生活防衛とも言える安物消費を促し、これが米景気を下支えしそうだ。他方、国内株式需給面では、裁定買い残が記録的な水準まで落ち込んでおり、いったん風向きが変わって増加に転じれば、日本株は堅調な相場が期待できよう。
ただ、世界的な金融問題など根本的な部分は容易に解決できず、その面で株価は見切り発車的な状態となる。年の前半に買いが一巡した後は、再び調整色を強めそうだ。1年を通してみると、年央に高値を形成し「いってこい」のような展開になるのではないか。
<日興コーディアル証券シニアストラテジスト・大西史一氏>
1月中旬から2月にかけての10―12月期決算で下方修正が相次ぐと予想される。4―5月の本決算発表時に示される2010年3月期予想も慎重なものになるだろう。ヘッジファンド等からの資金流出も続くと予想され、年前半は日経平均が上値を追う環境とはなりにくい。しかし、世界各国が景気対策で足並みを揃えている。年後半には少なからず効果が発現すると予想され、株価も次第に回復するとみている。 続く...













