HP株のディフェンシブ性に注目、バリュエーション割安=バロンズ

2008年 12月 29日 13:29 JST
 

 [ニューヨーク 28日 ロイター] 29日付の米週刊投資情報紙バロンズは、米パソコン大手のヒューレット・パッカード(HP)(HPQ.N: 株価, 企業情報, レポート)について、財務状態が健全で市場低迷期にシェアを伸ばす可能性があるとの見方を示した。

 バロンズは、HPは安定した収入があり、ディフェンシブ銘柄と見なすことができると指摘。また、アトランティック・トラストの資産運用担当者を引用し、同業デル(DELL.O: 株価, 企業情報, レポート)やIBM(IBM.N: 株価, 企業情報, レポート)と比べて、将来の予想利益をベースにした株価収益率(PER)が低く、割安との見方を示した。

 同担当者によると、HPの2010年度予想利益に基づいたPERは8.18倍と、デルの8.32倍やIBMの9倍を下回っている。同担当者は、市場が正常化に向かい始めるころには、HP株は50ドル台前半まで上昇する可能性があると予測している。

 バロンズはさらに、バークレイズ・キャピタルのアナリストがHP株は47ドルまで上昇する可能性があると予測していると伝えた。

 26日のHP株終値は34.97ドル。

 一方、バロンズは、HPが抱える課題として、同社の負債レベルおよび確定給付型年金プランや、ユーロ安などを挙げた。

 
 

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