競泳=「ハイテク水着は信頼損ねる」、豪コーチが警鐘
[メルボルン 28日 ロイター] オーストラリアの競泳コーチ、グラント・ストールウィンダー氏が、ハイテク水着によることしの世界記録連発は、選手の能力への信頼を損ねかねないと警鐘を発した。同氏は、イーモン・サリバンやリスベス・トリケットといった五輪メダリストを育てたことで知られる。
ストールウィンダー氏によると、ハイテク水着によりタイムは50メートルで0.3秒短縮され、新たな水着の導入は選手にとってさらに有利に働く。
同氏は、29日付のエイジ紙で「水着によって大きく左右される時代になった。水着のおかげと言われ、選手の能力への信頼が揺らいでいる」とコメントし、何らかの規制が必要との認識を示した。
こうした流れを受けて、国際水泳連盟(FINA)は来年2月に水着メーカー、選手、コーチを招き、今後の水着の承認手続きについての会合を予定している。オーストラリア水泳連盟も今月に入り、FINAに対し新たな水着の承認禁止と、競技では1着の水着しか使用できないようにすべきとの提案を行っていた。
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