08年の成長率は予想下回る1.5%=シンガポール首相

2009年 01月 1日 01:29 JST
 

 [シンガポール 31日 ロイター] シンガポールのリー・シェンロン首相は31日、2008年の同国の国内総生産(GDP)伸び率が予想を下回る1.5%になったと述べた。第4・四半期の成長率が10%近いマイナスになること示唆している。

 首相は新年のあいさつで、1月22日に発表する2009年予算案に雇用維持を主眼に置いた景気支援策を盛り込む考えを明らかにした。

 「経済の見通しは非常に不透明だ。今回の危機におけるあらゆる局面で、状況は専門家の予想よりも悪かった」と指摘。「小規模かつ開かれた経済国のシンガポールも衝撃から逃れることはできない。世界的な需要減退はすでに輸出・観光セクターをはじめ経済全般に打撃を与えている」と述べた。

 シンガポールはこれまで、08年のGDP伸び率を2.5%前後と予想していた。

 アクション・エコノミクスのデビッド・コーエン氏によると、08年の伸び率が1.5%となれば、第4・四半期のGDPが季節調整済みの前期比年率で10%近いマイナス成長になったことを意味する。

 第4・四半期のGDP速報値は1月2日に発表される予定。今回の首相発言前にロイターがまとめたエコノミスト予想の中間値は季節調整済み年率で前期比マイナス3.4%となっている。

 
 
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