チリ、40億ドル規模の景気刺激策を発表

2009年 01月 6日 14:57 JST
 

 [サンティアゴ 5日 ロイター] チリのバチェレ大統領は5日、世界的な金融危機の影響を回避するため、インフラ整備や補助金制度などを盛り込んだ40億ドル規模の景気刺激策を発表した。

 これを受け、2009年の公共支出は実質ベースで10.7%増加、実質財政赤字は国内総生産(GDP)比で2.9%まで膨らむ見通し。今回の景気刺激策では、2009年のGDP伸び率を2.0─3.0%に押し上げることを狙う。

 同大統領は、国民向けのテレビ演説で「この危機に向き合うことが、現政権の今年の最重要課題だ」と述べた。

 11月の同国GDP伸び率は、世界的な金融危機の影響で約7年ぶりの低水準となった。

 また今回の景気刺激策には、産銅世界最大手のコデルコの投資計画支援を目的とした、コデルコに対する10億ドルの資本注入も含まれている。

 景気刺激策の財源は、同国の政府系ファンド(SWF)に蓄えられた銅の超過利潤や、国債発行を通じて拠出される見通し。

 
 
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