米雇用統計:識者はこうみる

2009年 01月 10日 00:26 JST
 

 [ニューヨーク 9日 ロイター] 米労働省が発表した12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が52万4000人減少した。市場予想は55万人減だった。失業率は前月の6.8%から7.2%に上昇。1993年1月以来の高水準で、市場予想の7.0%を上回る悪化となった。市場関係者のコメントは以下のとおり。

●失業率は第4四半期までに8.3%に悪化へ

 <UBS証券(コネティカット州スタンフォード)のエコノミスト、ジェームス・オサリバン氏>

 非常に弱い内容だが、市場では織り込まれていた。基調は一貫して弱まりつつある。12月の数字は今後下方修正される可能性もある。労働市場は急速に弱まりつつあり、失業率は第4・四半期までに8.3%に悪化すると予想する。

 国内総生産(GDP)については、引き続き年央が転換点と見込む。足元のモメンタムは下向きで、第1・四半期は個人消費を含め非常に弱いだろう。一方、ガソリン価格の下落は一定の安心材料となっている。

●家計調査で大幅減、中小企業の苦境反映

 <アーガス・リサーチのチーフエコノミスト、リチャード・ ヤマロン氏>

 雇用をめぐる状況はひどく、一段の悪化に向かっている。向こう3─6カ月は雇用を見込む理由がなく、政府が行動しなければ状況は改善しない。  続く...

 
 
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