シンガポールの富豪、死刑囚が提供した腎臓を移植
[シンガポール 10日 ロイター] 腎臓を購入しようとしたとして、昨年一時的に拘置されたシンガポール人大物実業家(56)が死刑囚から提供を受けた腎臓を移植したと、10日付の英字紙ストレーツ・タイムズが報じた。
それによると、地元の大手デパートC.K.タンを経営するタン・ウィー・サン氏は、9日朝に絞首刑となった暴力団員の男(42)から腎臓の提供を受け、同日移植手術が行われた。同紙は「(夫は)死後に自分の臓器の提供を望んでいた」とする男の妻のコメントも掲載している。
シンガポールでは臓器の売買は違法で、タン氏は昨年、インドネシア人の男から腎臓を購入しようとしたとして1日拘置された上、1万7000シンガポール・ドル(約110万円)の罰金を支払っていた。
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