米政府がGMとクライスラーの再建計画を却下、GMトップ退任へ

2009年 03月 30日 17:37 JST
 

 [ワシントン 30日 ロイター] オバマ米政権の自動車作業部会は30日、ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nとクライスラー[CBS.UL]の再建計画の受け入れを拒否した上で、負債削減のため破産処理を行う可能性もあると明らかにした。

 ある米政府当局者は匿名を条件に「われわれは残念ながら、両社のプランはどちらも現実的ではなく、彼らが求めている多額の追加投資は正当化できないとの結論に達した」と述べた。

 作業部会はGMが求めていた最大300億ドルの融資を行う代わりに、今後60日分の運転資金だけを拠出する方針を示し、GMに対し、新たな経営陣の下でさらに大規模な再建計画を策定するよう求めた。

 クライスラーに関しては、30日以内にフィアット(FIA.MI: 株価, 企業情報, レポート)との提携を完了させない場合、追加支援を打ち切るとした。

 オバマ大統領は30日に、作業部会がまとめた自動車各社の救済計画を正式に発表する。

 作業部会は、クライスラーが単独で存続可能とのサーベラス・キャピタルの主張を認めなかった。報告書によると、作業部会は、クライスラーが財務省に提出した計画について「非現実的、もしくは過度に楽観的」と指摘した。

 クライスラーは、既に受け取った40億ドルの救済資金に加え、50億ドルの追加支援を要請している。

 政府当局者によると、仮にクライスラーがフィアットとの提携を完了させ、債権者や労働組合とコスト削減で合意できれば、政府は最大60億ドルの追加支援を検討する。  続く...

 
 
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