今週の米国株式市場、大手金融機関の決算に注目

2009年 04月 13日 07:28 JST
 

 [ニューヨーク 12日 ロイター] 13日から始まる週の米国株式市場は、大手金融機関の決算が良好な内容なら、一段高となる可能性が高い。9日の米株市場は、金融大手ウェルズ・ファーゴ(WFC.N: 株価, 企業情報, レポート)が第1・四半期の業績に強気な見通しを示したことを受けて急伸した。

 13日から始まる週は、JPモルガン(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)、ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)など、ダウ工業株30種構成銘柄4社が決算を発表する。ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の決算発表も予定されている。

 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ゴールドマン・サックスは米政府からの融資を返済するため数十億ドル規模の株式発行を検討している。

 また、オバマ米大統領は10日、米経済は景気後退の打撃を受けているものの、「希望の光」が見えつつあると表明した。市場が注目している金融機関のストレステスト(健全性審査)には言及しなかったが、政府は銀行およびノンバンク双方の問題に対応しているとして自信を示した。

 米株式市場は、先月初旬に12年ぶりの安値をつけたが、その後は景気低迷脱却や金融セクター安定への期待を背景に、上昇基調を維持している。

 STAARフィナンシャル・アドバイザーズのアンドレ・ワイスブロッド社長は「市場は上昇継続を望んでいる。ただ、実際にはその日その日のニュースに左右される展開になるだろう。銀行はキャッシュフローが改善しているようで、非常によい傾向だ」と述べた。

 10日の米株式市場はイースターのため休場。6日からの週はS&P総合500種指数が週間ベースで5週連続の上昇となった。

 週間騰落率はS&P500が1.7%高、ダウ工業株30種は0.8%高、店頭株式市場(ナスダック)総合指数が1.9%高。年初来ではS&P500が5.2%安、ダウが7.9%安、ナスダックは4.8%高となっている。  続く...

 
 
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