今日の株式見通し=小動き、日経平均9000円付近で売りの観測
[東京 24日 ロイター] きょうの東京株式市場では前日同様決め手となる手掛かりが乏しく、日経平均は狭いレンジ内で方向感が出にくい展開が予想されている。引き続き9000円付近では売り圧力が強まる見通し。
米大手銀行19行を対象とする健全性審査(ストレステスト)を意識した警戒感から様子見ムードが広がるとの見方も出ている。また、外為市場でユーロ/円が回復基調にあり、ハイテクを中心に輸出関連が物色されやすいとみられている。銀行株については上値が重いと予想されている。
日経平均の予想レンジは8650円─9000円。
米国株式市場は、ダウ工業株30種、ナスダック総合指数、S&P総合500種が荒い値動きのなか小幅上昇。一部地銀の決算が予想を上回ったことから金融株が上昇し、経済指標や貨物輸送大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)(UPS.N: 株価, 企業情報, レポート)などの業績見通しをめぐる失望感を相殺する形となった。東京市場は前日同様、レンジ内で方向感の出にくい展開が続きそうだ。
大和証券SMBCグローバル・プロダクト企画部情報課次長の西村由美氏は、ストレステストを意識した警戒感のほか、決め手となる手掛かりが乏しいことから、小幅な値動きにとどまると予想する。日経平均9000円付近での売り圧力も観測され、上昇局面でも上値は重そうだ。西村氏は、ユーロ/円の上昇などを背景に輸出関連株に買いが入りやすいとみている。別の市場関係者からは、ハイテク関連が物色されるとの見方も出ている。全般的には、週末を前に様子見ムードが広がるとみられている。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)
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