米経済にかすかな改善の兆しがみられる=マスターカード

2009年 05月 14日 11:01 JST
 

 [ニューヨーク 13日 ロイター] 米クレジットカード大手マスターカード(MA.N: 株価, 企業情報, レポート)は13日、米経済は4月にかすかな改善の兆しがみられたとする一方、欧州諸国の経済に関してはまちまちとの見方を示した。

 セランダー最高経営責任者(CEO)は、同社傘下の小売り調査部門スペンディングパルスの調査結果にふれ、4月は前月より改善したとして、「景気減速のペースは鈍化している」との認識を示した。

 スペンディングパルスの4月米小売売上高調査では、レジャーやぜいたく品など生活必需品を除いた項目は10─27%減となる一方、食料など生活必需品は横ばいもしくは増加した。

 ただ同CEOは、政府の景気対策が効果を発揮し、持続的な景気回復へと向かうまで、景気は悪化する可能性があると指摘した。

 米国に続いてリセッション(景気後退)入りした欧州は、米経済より後に景気回復に向かうとみられている。米国と欧州は、マスターカードのドル決済取引全体の70%を占める。

 2009年の業績については、売上高の伸びは目標の12─15%には届かないとの見通しをあらためて示した。米国でのカード利用減に加え、ドル高により海外売上高が押し下げられる見込みだという。

 
 

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