インタビュー:来期には中国出店を計画=ヤマダ電機専務

2009年 06月 10日 17:04 JST
 

 [高崎 10日 ロイター] ヤマダ電機(9831.T: 株価, ニュース, レポート)の岡本潤取締役・執行役員専務は10日、ロイターとのインタビューで、来期には中国で1店舗出店したいとの考えを示した。

 また、太陽光発電装置の販売は、今年度100億円程度の規模になるとの見通しを示し「将来性の大きな事業。コア事業の一つに育てたい」とした。

 中国出店について、岡本専務は、当初、今年秋の出店を予定していたが、経済環境が悪化したため、若干先延ばしにしたと説明。来期中にも出店するかとの質問に対し「そうですね。あまり焦ってはいない」と述べた。

 中国には電機メーカーが生産拠点をもっているため、そこでヤマダ電機専用の商品を作ってもらう。メーカー側はまとまった規模での販売が確約されるほか、ヤマダ電機にとっては粗利益率が高く、双方にメリットがあるという。「自前で物流をつなげば、川上から川下まで把握することができる『擬似製造小売り』になる。こうした製品を日本や中国で販売する。こうした体制を構築するためにも、ある程度まとまった(販売)規模が必要」と語った。

 中国以外でも、ベトナムやシンガポールなど東南アジアへの出店に興味があるとした。ただ、中国での複数店舗展開や、その他の東南アジアでの出店については、中国で出店する1店舗の動向を見極めて判断すると述べた。

 国内については、「大型店の先行投資は一巡した。既存店の拡張を含め、坪数で6万坪程度増加させていく」とした。池袋で今年秋、新宿で来期、再来期にそれぞれ1店舗ずつ大型店のオープンを予定している。

 2010年3月期の設備投資は350億円に縮小(前期は670億円)したが「国内は300―350億円、ここに来期以降は海外向け投資がプラスされてくる」という。

 太陽光発電装置は、現在120店舗弱で扱っているが「一定規模以上の店舗には早急に広げたい」とした。売上高は「今年度100億円超を見込んでおり、倍々で伸びている勢い。コア事業の一つに育てたい」と述べた。顧客への説明などが必要なため、人材の教育も併せて行っているという。  続く...

 
 

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