訂正:ドルと円が上昇、世銀の見通し受けリスク警戒感再燃=NY市場

2009年 06月 23日 08:08 JST
 

 [ニューヨーク 22日 ロイター] 22日のニューヨーク外為市場では、ドルと円が上昇。高金利通貨が売られた。世界銀行の成長見通し引き下げを受けてリスク選好ムードが後退、ドルや円といった安全通貨に資金がシフトした。

 ユーロは、22日発表されたドイツのIFO指数がまちまちの内容だったことにも圧迫された。

 世界銀行は22日、世界経済見通しについて、引き続き不透明感が非常に強いとし、大半の主要国について2009年成長率見通しを引き下げた。

 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのグローバル為替戦略責任者サマルジット・シャンカール氏は「市場参加者がリスク・エクスポージャーの利益確定をしているときにリスク回避ムードが再燃した」と指摘。現在続いている世界的景気後退の程度、および「景気回復の若芽」の持続性についてあらたな懸念がでているとしている。

 ロイター・データによると、終盤の取引で、ユーロ/ドルは0.6%安の1.3857ドル。一時1.3827ドルまで下落した。電子取引システムのEBSでは1.3826ドルを付けた。

 ドイツのIFO経済研究所が22日発表した6月の独業況指数は85.9となり、前月の84.3(改定値)から上昇、ロイターがまとめたエコノミストの予想(85.2)も上回った。しかし、現況指数は82.4と前月の82.5から若干低下。エコノミストは83.1に改善すると予想していた。

 トレーダーによると、ドイツの財政赤字拡大がユーロ売り材料になった。ドイツ財務省は19日、2010年の新規純借入額目標を1000億ユーロを上回る過去最大水準まで引き上げる可能性を示した。

 GFTフォレックスの為替調査責任者ボリス・シュロスバーグ氏は、財政面でユーロ圏最大の国のドイツに財政問題があるならドイツ以外のユーロ圏諸国もしかり、という見方から市場がネガティブに反応していると指摘した。  続く...

 
 
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