日立、ハイブリッド車向け電池生産を70倍に増強

2009年 07月 2日 09:42 JST
 

 [東京 2日 ロイター] 日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)は2日、ハイブリッド自動車向けリチウムイオン電池の生産能力を将来的に月産300万個に引き上げる計画を明らかにした。

 現在は、日米自動車メーカーの商用車やトラック向けに月産4万個を東海事業所(茨城県ひたちなか市)で生産している。広報担当者がロイターに明らかにした。日立では2015年度に自動車用リチウムイオン電池の売上高を1000億円にする計画。

 現行のリチウムイオン電池は、第2世代と呼ばれる出力密度が1グラムあたり2600ワットの製品。三菱ふそうトラック・バス(神奈川県川崎市)やいすゞ自動車(7202.T: 株価, ニュース, レポート)、米イートン(ETN.N: 株価, 企業情報, レポート)など日米メーカーのトラックや商用車に供給している。

 これに加えて、日立は2010年秋から米ゼネラルモーターズ(GM)にリチウムイオン電池を供給する契約を結んでいる。そこに向けて今年秋から出力密度グラムあたり3000ワットの第3世代品の生産を月産30万個の能力で開始する。2013年頃には、現行より出力密度を1.7倍に高めたグラムあたり4500ワットの第4世代の量産化を目指している。

 現在のハイブリッド車向けには、ニッケル水素電池が主流。リチウムイオン電池はサイズや重さを抑えられ、次世代のハイブリッド車への利用に期待が高まっている。

 
 
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