Q+A:北朝鮮の武器輸出、金額や買い手は
[ソウル 1日 ロイター] オバマ米政権は、北朝鮮の主要な外貨獲得手段になっている武器輸出に関与の疑いがある企業について、断固たる措置を取る方針を明らかにしている。北朝鮮の武器輸出の金額や、買い手などについてまとめた。
◎輸出額はどの程度か
米国を拠点とする外交政策分析研究所(IFPA)の推計によると、北朝鮮のミサイル輸出額は年間15億ドル(約1450億円)程度。数百億ドル規模とする複数の調査もあるが、北朝鮮からの武器輸出を全面禁止した国連安全保障理事会による制裁決議で、この数字は小さくなっているとみられる。
米国はまた、北朝鮮が核関連の技術やノウハウについても海外に輸出しているとみているが、具体的な金額については分かっていない。
◎買い手は誰か
国際危機グループ(ICG)が先月発表した報告書によると、北朝鮮は1980年代以降、ミサイルシステムをイランやパキスタン、エジプト、リビア、シリア、イエメンに売却してきた。専門家らはこうしたミサイルには、改良型スカッドミサイルや中距離ミサイル「ノドン」などが含まれるとみている。
またICGは報告書で、北朝鮮がシリアの原子炉建設に協力してきた有力な証拠があるとしている。シリアは核兵器の製造を目的にプルトニウム生産炉を建設していた可能性が疑われているが、疑惑の施設は約2年前にイスラエル軍の空爆で破壊されている。
◎制裁決議は有効か 続く...












