準備通貨について議論を要請したとの話、認識せず=中国外務次官
[北京 2日 ロイター] 中国の何亜非外務次官は2日、将来的には国際通貨システムの多様化を望んでいるとし、この問題が来週の主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)で取り上げられるのは「自然」と述べた。
記者会見で述べた。ただ、準備通貨についてサミットで議論するよう中国が要請したとの報道については、認識していない、と述べた。
複数の関係筋は1日、イタリアで開催されるサミットで新たな世界準備通貨の創設案について議論するよう中国が要請し、この問題がサミット共同声明で言及される可能性があるとロイターに明らかにした。
この報道は、米ドル相場の圧迫材料になった。中国が持つ外貨準備1兆9500億ドルのうち70%程度が米ドル建てとされるため、米ドル相場は、準備通貨に関する中国要人のコメントに敏感に反応しがちだ。
次官は「中国がこうした要請をしたとは聞いていない」とする一方「今回の金融危機で国際通貨システムの欠点が明らかになった。われわれは当然、将来的に国際通貨システム多様化を望んでいる」と述べた。
次官は「国際社会も当然、この実現を望んでいることと思う。一部の首脳が会合でこの問題を提起したとしても、それは自然だ」と述べた。
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