6月米雇用統計:識者はこうみる
[ニューヨーク/東京 5日 ロイター] 6月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が46万7000人減と予想を大幅に上回って減少し、5カ月ぶりに減少幅が拡大。失業率は9.5%に上昇し、1983年8月の水準に並んだ。市場関係者のコメントは以下の通り。
●景気が底入れしつつあるとの見方変わらず
<IHSグローバル・インサイトの米国チーフエコノミスト、ナイジェル・ゴールト氏>
景気は底入れしつつあるとの見方が間違っていることが示されたとは思わない。この見方は間違っていないと思う。ただ、労働市場が底を打つのは、自動車市場や鉱工業生産、国内総生産(GDP)よりずっと後になるだろう。
景気後退はいつ終息するかと言えば、GDPの低下や鉱工業生産の減少に関しては第3・四半期に歯止めがかかるとみている。しかし、雇用に関しては、おそらく2010年第1・四半期まで安定化しないだろう。失業率が下がり始める時期は、10年半ばになる可能性がある。
今回の統計で平均週間労働時間当たり賃金は前月から横ばいだった。これは失業の増加による賃金圧力を示している。
●米債にとって支援材料
<JVBフィナンシャル・グループのチーフエコノミスト、ウィリアム・サリバン氏> 続く...













