NY市場でドル上昇、米雇用統計の悪化で逃避買い
[ニューヨーク 2日 ロイター] 2日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇。6月の米雇用統計が予想より悪化したことを受け、景気の先行きに対する不安が高まり、安全資産としてのドルの魅力が高まった。
6月の非農業者部門雇用者数は前月から46万7000人減少し、市場予想以上の減少となった。失業率は9.5%だった。雇用統計の発表を受け、債券は上昇、株は2%超下落した。さらに、リスク回避の動きから、豪ドルやニュージーランドドルも売られた。
終盤の取引で、ICEフューチャーズのドル指数は、0.8%高の80.269。
ユーロ/ドルは1.1%安の1.4002ドル。前日は6月初旬以来の高値となる1.4201ドルをつけた。
スコシア・キャピタルの為替ストラテジスト、カミーラ・サットン氏は、弱い雇用統計で、それまで市場でドルが売られすぎの傾向にあったことが顕著になったと指摘。「ユーロ/ドルはレンジを抜けられずにおり、この日のような弱い指標は、ユーロ/ドルが1.42ドルを上抜ける支援材料とはならない」との見方を示した。
欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が理事会後の記者会見で、年内のユーロ圏の経済活動は引き続き弱いとみられると発言したことも、ユーロを圧迫した。
ドル/円は0.8%安の95.85円。雇用統計発表前は96.89円まで上昇していた。
スウェーデンクローナは、中銀が予想外の利下げを実施したことから下落。ユーロ/クローナは1.6%高の10.893クローナ。 続く...













