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WRAPUP1-米指標、緩やかな回復継続示唆 製造業3カ月ぶり生産拡大
2013年6月14日 / 19:48 / 4年前

WRAPUP1-米指標、緩やかな回復継続示唆 製造業3カ月ぶり生産拡大

[ワシントン 14日 ロイター] - 14日発表された米指標は、経済が引き続き緩やかな回復軌道にあることを示唆する内容となった。

ロイター/ミシガン大学が調査した6月の米消費者信頼感指数(速報値)は、約6年ぶり高水準となった前月から小幅低下。雇用や住宅市場に関する楽観的見方がやや後退した。

ただ、過去8カ月では依然2番目に高い水準にとどまり、米消費者が長期的に先行きを悲観しているわけではないことがうかがわれる。

TDセキュリティーズのエコノミスト、ゲナディ・ゴールドバーグ氏は「消費者心理は引き続き前向きで、今後の消費支出にとり明るい材料」と指摘した。

また米連邦準備理事会(FRB)が発表した5月の鉱工業生産指数では、製造業の生産が3カ月ぶりにプラスに転じた。

米国の家計は、住宅価格の上昇などを追い風に、緊縮財政の影響を切り抜けているもようだが、製造業セクターは財政引き締めに加え、欧州のリセッション(景気後退)による打撃も受けている。

こうした中で製造業生産が小幅回復したことについて、モルガン・スタンレーのエコノミスト、テッド・ワイズマン氏は、「外需の弱含みによる輸出へのマイナスの影響を、内需拡大が補っている」と分析する。

一方、5月の卸売物価指数(PPI)はガソリンや食品価格の上昇を背景に、予想を上回る伸びとなったものの、基調のインフレ圧力は引き続き抑制された状態にあることが示された。

FRBは来週開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)で、月額850億ドルの資産買い入れについて、縮小時期などをめぐり協議する。

米経済は、財政引き締めの足かせにもかかわらず底堅さを見せているが、回復ペースは鈍く、インフレ率もFRBの目標である2%を依然下回って推移している。

PNCフィナンシャル・サービシズ・グループの首席エコノミスト、ガス・フォーシャー氏は「FRBは秋まで現在の買い入れペースを維持する公算が大きい。インフレの兆しは見られず、成長も依然緩やかなためだ」と語った。

関連指標の詳細、グラフィックは以下をご覧ください。

米ミシガン大消費者信頼感指数:                

               link.reuters.com/xub84t

米鉱工業生産:

       link.reuters.com/vaw93t

米卸売物価指数:

        link.reuters.com/hak93t

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