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為替こうみる:ユーロ、ECB理事会にかけ投機筋主導で売られやすい=シティバンク 尾河氏
2013年11月5日 / 03:01 / 4年前

為替こうみる:ユーロ、ECB理事会にかけ投機筋主導で売られやすい=シティバンク 尾河氏

[東京 5日 ロイター] - <シティバンク銀行 個人金融部門 シニアFXマーケットアナリスト 尾河真樹氏>

フィッチがスペインの格付け見通しを「安定的」に引き上げたり、ユーロ圏の製造業PMIもまずまずの結果となるなど、週末から週明けにかけてそれほど悪いニュースはなかったが、いったん火が付いた欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測がどうしてもユーロの頭を抑えてしまう。昨日は値動きが乏しかったが、引き続き上値は重いだろう。

今週のECB理事会ですぐに利下げに踏み切るかはさておき、ドラギ総裁の発言にはどうしても注目が集まりそうだ。

先週の米国の為替報告書でドイツについての指摘がきつめに書かれていた通り、ユーロ圏は輸出主導の回復という側面が大きい。輸出主導の回復である以上、そんなにユーロが一方的に上昇するのは困るという面があると思う。こうした中でデフレリスクが意識され、にわかに利下げないしは追加緩和観測が出やすくなっている。ユーロ圏の10月消費者物価指数(速報値)は前年比プラス0.7%で、日本より低くなってしまった。この指標結果をもってドラギ総裁の発言がハト派的なものになる可能性が高いという見方がなされている。

短期の投機筋はネタ的にはユーロを売りやすい。ECB理事会を目がけて売ってみようというところだろう。

テクニカル的なポイントも近づいている。ユーロ/円の日足一目均衡表の雲の上限が132.64円付近。サポートラインとして機能してきた55日移動平均線(5日=132.67円)を引け値ベースで下回ると、いったん下方圧力が強まりやすい。短期的に下値を攻めやすい環境になっている。

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