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中国全人代報告こうみる:CPI3.5%目標、元安容認や金融緩和を示唆か=BBH 村田氏
2014年3月5日 / 03:07 / 4年前

中国全人代報告こうみる:CPI3.5%目標、元安容認や金融緩和を示唆か=BBH 村田氏

[東京 5日 ロイター] - <ブラウン・ブラザーズ・ハリマン シニア通貨ストラテジスト 村田雅志氏>

目を引いたのは2014年の国内総生産(GDP)の伸び率目標が約7.5%とされたことよりも、消費者物価指数(CPI)伸び率目標が約3.5%とされたことだ。3.5%は当局にとってみれば思い切った数字だろう。沿海部と内陸部の経済格差からインフレ率はできるだけ抑えていきたいというのがマーケットの見方だった。足元で2%台半ばなのに1%の伸びしろがあるのは大きいのではないか。元安容認ととれなくもないし、金融緩和の手段を講じるのではないかといった連想も働きやすい。

人民元については、昨年前半ころから中国の景気減速が強いと指摘される中でも上昇していたが、これに無理があった。変動幅が広がるのであれば、人民元は下方向に行きやすい。需給も偏っていたという指摘もある。ただ、当局が具体的にどの水準を志向しているのかについては、今後の当局の反応を見極める必要がある。

人民元の値動きのドル/円への影響はあまり気にしなくていいだろう。日本と中国とはもはや輸出競合状態ではないとみている。貿易の実需の観点で、元が動いたから円も動くというのは考えにくい。

*中国全人代政治活動報告に関する記事は をご覧ください。

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