Reuters logo
世界株安こうみる:米株安に乗じて日銀追加緩和を催促=アムンディ・ジャパン 高野氏
2014年3月14日 / 02:37 / 4年前

世界株安こうみる:米株安に乗じて日銀追加緩和を催促=アムンディ・ジャパン 高野氏

[東京 14日 ロイター] -

<アムンディ・ジャパン シニアストラテジスト 高野雅永氏>

株式市場では日銀の追加緩和に対する期待がもともと強かったが、前回の黒田東彦総裁の会見を受けて、早期の追加緩和期待がいったんしぼんでいた。そうした中、前日に米株が大幅下落したことから、それに乗じる形で日銀の追加緩和に対する催促が強まったと言えるのではないか。

最近の日本株はボラティリティが高く、外部環境に大きく振らされる傾向にある。例えば中国の指標が発表された場合でも、上海総合指数より日経平均の変動率が高いということがある。きょうの下げの一番の要因は、やはりウクライナ懸念の高まりを背景にした円高ということになるだろう。

本来、ウクライナ問題が金融市場に与える影響は限定的なはずだ。同国のデフォルト懸念はほとんど回避され、仮にデフォルトに陥っても連鎖する範囲は限られている。ただし、クリミアの住民投票をめぐっては、軍事衝突に発展することもあり得るため、緊張はなかなか後退しないだろう。また、ロシアの株・通貨・債券はトリプル安に見舞われる可能性もあり、そうなれば世界的なリスクオフが強まり、影響が波及してくることも考えられる。5月にはウクライナ大統領選挙が予定されており、イベントリスクはなかなか払しょくできない。

日本株の方向性を決めるのは、もはや中央銀行であり、日銀の追加緩和がなければ本格的な上昇は考えにくい。しかし、4月の消費増税以降、仮に1万4000円を割れる水準まで下落することになれば、日銀追加緩和に対する市場のプレッシャーはさらに高まることになるだろう。中長期的なレンジについては、楽観的にみている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below