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豪中銀の声明全文
2014年5月6日 / 05:42 / 3年前

豪中銀の声明全文

[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が6日、政策理事会後に発表した声明は以下の通り。  

政策理事会は本日の会合において、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レートを2.5%に据え置くことを決定した。

世界経済の成長は、2013年はトレンドを若干下回っていたものの、先進国の状況が一段と堅調となることに支えられ、今年は改善が十分見込まれる。中国の成長は2014年初めにやや減速したもようだが、政策当局者の目標におおむね沿った水準を維持している。コモディティ(商品)価格はオーストラリアにとって重要な一部商品がさらに軟化したものの、歴史的にみると、なお高い水準にある。

全般的に、金融の状況は依然として非常に緩和的だ。長期金利および大半のリスクスプレッドは引き続き低水準にある。株式市場とクレジット市場は十分な資金調達が可能な状態にある。

オーストラリア経済は2013年にトレンドを下回る成長ペースとなった。最近の情報は消費者需要が緩やかに伸びていることを示唆しており、住宅建設の堅調な拡大が見込まれる。

企業状況・信頼感を示す一部指標は1年前から改善し、輸出は拡大している。しかし同時に、資源セクターの投資支出は大きく減少する見通しであり、現時点でその他セクターの投資意欲改善の兆候は、企業が状況改善の裏付けを待つ中、一時的なものにすぎない。公的支出は抑えられる見通し。

労働需要は過去1年間弱く、結果として、失業率は幾分上昇した。最近では労働市場の指標にある程度の改善が見られるものの、失業率が一貫して低下するまでにはしばらくかかるだろう。賃金の伸びは顕著に低下しており、これは非貿易財・サービス価格の伸びが緩やかになったことを示す最新の物価統計に一段と反映された。

結果として、インフレは目標に沿っている。国内のコストが引き続き抑制されれば、たとえ為替相場が低めに推移したとしても、こうした状況が向こう1─2年は継続するだろう。

金融政策は依然として緩和的だ。金利は非常に低い水準にあり、安全な証券は金利が低いため、貯蓄者がより高いリターンを模索する状態が続いている。信用の伸びはやや上向いた。住宅価格は過去1年でかなり上昇した。為替レートが1年前の高値から下落していることは均衡のとれた経済成長の実現に寄与するだろう。ただ、過去数カ月の上昇の結果として、従来よりもそうした見方は後退した。為替レートは引き続き歴史的な水準から比べると高水準だ。

今後については、緩和的な金融政策の継続が需要を支え、しばらく成長の押し上げに寄与するだろう。インフレ率は今後2年間、2─3%という目標に沿う水準となる見通し。

政策理事会の判断では、需要の持続可能な伸び、および目標に沿ったインフレの促進に向け、金融政策は適切に設定されている。

現時点で最も賢明なコースは、金利の安定となりそうだ。

 *関連記事は以下でご覧ください。

 ◎豪中銀が政策金利を2.50%に据え置き 市場予想通り

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