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UPDATE 1-中国との対立、フィリピンの事例を注視=ベトナム副首相
2014年5月22日 / 08:42 / 3年前

UPDATE 1-中国との対立、フィリピンの事例を注視=ベトナム副首相

(発言内容を追加しました)

[東京 22日 ロイター] - 来日中のベトナムのダム副首相は22日、ロイターとのインタビューで、南シナ海の領有権問題をめぐる中国との対立について、同様の問題で仲裁裁判所に提訴したフィリピンの事例を注視する考えを示した。

ダム副首相は、解決に向けて「まずは外交努力と対話を尽くす。対話は続いている」と説明。その一方で、「国際法が認めるあらゆる手段を使う」とも語った。

同じく中国との間で領土問題を抱えるフィリピンが、国連海洋法条約に基づき仲裁裁判所に提訴したことに言及し、「平和的な解決手段として決定を下したことを尊重している」とした。そのうえで、「このケースを注意深くみている」と語った。

ベトナムのズン首相はこの日、電子メールによるロイターの取材に対し、中国に法的措置を取る可能性を示唆している。

<海岸線の管理能力を強化>

ベトナムは、中国が西沙諸島付近で始めた石油掘削活動に反発。作業を中止させるために船を派遣、中国船と衝突が起きるなど、にらみ合いが続いている。ベトナム国内では中国に抗議するデモも発生した。

ダム副首相はインタビューの中で中国に掘削機の撤去を求めたが、期限は設定しない考えを示した。「中国は大国として、国際社会の信頼と期待に沿った振る舞いをすると信じている」と語った。

中国が石油掘削を開始したのは5月2日で、米オバマ大統領が日本やフィリピンなどを歴訪し、アジアへの関与を強調してから3日後のこと。米国は中国の今回の行動を、挑発的と非難している。東シナ海の尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐり中国と関係が冷え込む日本も、「中国の一方的かつ挑発的な海洋進出の一環」(菅義偉官房長官)などと批判している。

日本と米国は、東南アジア諸国の沿岸警備能力の強化支援に動いている。日本はベトナムに巡視船を供与することを検討、4月に調査団を派遣した。

ダム副首相は「ベトナムの海岸線は長い。管理能力を強化できるよう施設や装備が必要だ。日本だけでなく、他の国からも支援を期待している」と語った。 (リンダ・シーグ、竹中清、久保信博)

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