Reuters logo
WRAPUP1-世界PMI、5月は米製造業が堅調 欧州はサービス部門大幅改善
2014年5月22日 / 18:18 / 3年前

WRAPUP1-世界PMI、5月は米製造業が堅調 欧州はサービス部門大幅改善

[ニューヨーク/ロンドン 22日 ロイター] - 22日発表された5月の世界の製造業購買担当者景気指数(PMI)統計は、米国が3カ月ぶりの高水準となった。ユーロ圏ではサービス部門が市場の予想に反し上昇し、約3年ぶりの高水準に改善した。

中国は年初来の高水準となったものの、依然節目となる50を下回って推移している。日本も2カ月連続で50を割り込んだ。ただ、落ち込みは前月からはやや緩和した。

マークイットが発表した米製造業PMI速報値は56.2と、前月の55.4から上昇し、予想の55.5も上回った。とりわけ構成指数の生産は59.6と、前月の58.2から上昇し、2011年2月以来の高水準となった。

ロックウェル・グローバル・キャピタルの首席市場エコノミスト、ピーター・カーディヨ氏は「米製造業は拡大軌道に乗っており、前向きな兆候」と指摘した。

ユーロ圏PMI速報値は総合が53.9と、約3年ぶり高水準だった4月の54.0から小幅低下し、市場予想と一致した。

製造業が52.5と、前月から低下し、予想の53.2を下回った。一報、サービス部門は53.5と予想外に上昇し、2011年6月以来の高水準となり、ユーロ圏のぜい弱な回復が幾分勢いを増している兆候を示した。

マークイットは、第2・四半期域内総生産(GDP)が0.5%増になることを示唆しているとの見方を示した。実現すれば3年ぶりの大幅な伸びとなる   ベレンバーク銀のシニアエコノミスト、クリスチャン・シュルツ氏は「第1・四半期が失望を誘う内容だっただけに、一部安心感が広がった」と指摘した。

ユーロ圏の成長加速が見込まれる一方、低インフレの長期化が引き続き欧州中央銀行(ECB)の懸念材料となっている。

ロイターが今週実施した調査によると、ECBは6月の理事会で利下げに踏み切ると同時に、中銀預金金利をマイナス圏に引き下げることが見込まれている。

INGのマーティン・バンブリエット氏は「この日の統計は、回復がぜい弱で一様でないことをあらためて示す内容となった。インフレ率が低水準で推移し、持続的な回復が確かでない中、ECBが6月に追加緩和に動くことはほぼ確実だ」と述べた。

マークイット/HSBCが発表した中国の製造業PMI速報値は49.7で、4月の改定値48.1から上昇した。昨年12月以来、5カ月ぶりの高水準に達したものの、引き続き節目の50を割り込んだ。ロイター調査の予想は48.1だった。

内訳では、生産や国内外の需要などを示す指数が軒並み大幅上昇。ただ、雇用は13カ月連続で50を下回った。

日本の製造業PMI速報値は49.9と、4月の消費増税以降2カ月連続で50を割れたが、前月の49.4からやや回復した。

PMIが総じて底堅い内容となったことで、この日は世界的に株価が上昇した。

*関連グラフィックは以下をご覧ください。

マークイットPMI:link.reuters.com/kaq96v

中国PMI:link.reuters.com/qaf92t

ユーロ圏PMI:link.reuters.com/cuh64s

ユーロ圏・仏・独PMI:link.reuters.com/zub78v

*各記事は以下をご覧ください。

米PMI:

ユーロ圏PMI:

中国PMI:

日本PMI:

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below