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UPDATE 3-米カンザスシティー連銀総裁、量的緩和終了後の速やかな利上げ主張
2014年5月30日 / 03:02 / 3年前

UPDATE 3-米カンザスシティー連銀総裁、量的緩和終了後の速やかな利上げ主張

(ジョージ総裁の発言を追加しました)

[メンローパーク(米カリフォルニア州) 30日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は29日、米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和終了後、速やかに金利を引き上げるべきとの考えを示した。

引き上げペースについては、FRB当局者の多くが考えるよりも速いペースを主張した。同総裁は今年は連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有していないが、協議には参加している。

FRBは今秋までの債券買い入れ終了を目標にしており、イエレンFRB議長は、債券買い入れ終了後、短期金利は現在のゼロ近辺に「かなりの期間(considerable period)」とどまり、その後緩やかなペースで上昇する、としている。

FRB内でタカ派の急先鋒とされるジョージ総裁は、スタンフォード大学フーバー研究所主催の会合で、「量的緩和の終了後は、短期金利が速やかに経済状況の改善に応じて上昇することを期待したい」と述べた。

同総裁は、FRBは2008年12月以来低金利を維持しているが、こうした状況は銀行にとって金融の安定を脅かすようなリスクをとるインセンティブになると説明。景気回復後も低金利が続けば、必要以上に大きなリスクをとる要因になるとの見方を示した。

FRB委員による金利見通しは、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が2016年末までに2.25%まで上昇することを示唆。

総裁は、この予想よりもある程度速いペースでの利上げが適切になる可能性が高い、と述べた。

さらに、銀行のリスクテイクを抑える規制監督当局の役割は重要だが、金融政策当局者も、金融システムの状況や、金利政策が金融市場や金融機関のインセンティブにどのような2影響を与えるかを注視する必要がある、との考えを示した。

FRBが利上げを開始すれば、恐らく金融市場のボラティリティは高まるが、FRBは信念をつらぬくべきだと主張。

そうした状況では、利上げ政策を取り下げるよう求めるかなりの圧力が予想されるが、それに抵抗する必要がある、とし、さもなければ、政策が少し進んでは停止するという混乱した状況に陥る可能性がある、と語った。

FRBのバランスシートは、量的緩和の結果、現在4兆ドルを超えている。バランスシートが高水準を維持していることをどう考えるかとの質問に、総裁は、コクラン教授のような方々の見解を参考にしたいと述べた。

同会合で、シカゴ大学のジョン・コクラン教授は、FRBには超過準備に金利を付けるという手段があるとして、インフレ高進を招くことなくバランスシートを高水準に維持することは可能とするリポートを公表している。

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