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訂正(発表者側の申し出)-UPDATE 2-ホンダ、フィットHV5度目リコール 品質優先で新車販売に遅れ 
2014年10月23日 / 05:43 / 3年前

訂正(発表者側の申し出)-UPDATE 2-ホンダ、フィットHV5度目リコール 品質優先で新車販売に遅れ 

(発表者側の申し出により、第2段落の海外分を「183台」から「251台」に訂正しました))

[東京 23日 ロイター] - ホンダ は23日、主力小型車「フィット」のハイブリッド車(HV)など世界で約42万台のリコール(無償回収・修理)を実施すると発表した。同車種のリコールは5度目。その他にもリコールが相次いでいることを受けて、同社は新車の開発過程を見直すが、品質を最優先して新車投入に時間をかけるため、国内販売に影響が出る可能性がある。

国土交通省によると、リコール対象は「フィット」のガソリン車とHV、小型SUV(スポーツ型多目的車)「ヴェゼル」のHV、軽自動車の「N―WGN(エヌ・ワゴン)」など4車種。2013年6月から14年10月までに製造された車両で、国内では計42万5825台、中南米やアジアなど海外で251台(訂正)をリコールする。

エンジンの点火コイル内部の構造が不適切、または、電源供給回路で電気ノイズに対する保護が不十分であるため、いずれも最終的にエンジンが停止するなどのおそれがある。事故は確認されていないという。今回のリコールにかかる費用は57億円。業績への影響は軽微としている。

<国内販売計画未達の可能性>

2013年9月に発売したフィットHVは、同年10月と12月、14年2月と7月にもリコールを実施し、今回で5回目。13年12月に発売したヴェゼルHVのリコールは3回目と、いずれも複数回に及んでいる。4回目までのリコールにかかった費用は総計約108億円だった。

ホンダは、一連の不具合の発生原因について、「モーターとエンジンを組み合わせて制御するシステムの開発過程で、さまざまな使い方を想定した検証が不十分だった」と分析している。

今後は研究所での開発過程における品質保証体制や、生産・品質・カスタマーサービス各部門の連携によるチェック体制を強化する構え。 11月1日付で新たに品質改革担当役員も置く。

ただ品質を重視する結果、新車の投入が遅れるため、国内販売に影響が出るおそれがある。2015年3月期の国内四輪車販売103万台の計画達成は未達となる可能性が出ている。

<役員報酬も一部返上>

フィットHVなどリコールが複数回に及んでいることを重く受け止め、伊東孝紳社長ら役員13人の報酬の一部を自主返上することも発表した。伊東社長が月額報酬20%、池史彦会長を含むその他の役員が10%と、いずれも11月から3カ月間返上する。同社が品質問題で役員報酬を返上するのは初めてという。 (白木真紀 編集:吉瀬邦彦)

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