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UPDATE 1-米国中心に外債積み増しを継続、数百億円規模=14年度下期・朝日生命運用計画
2014年10月23日 / 08:18 / 3年前

UPDATE 1-米国中心に外債積み増しを継続、数百億円規模=14年度下期・朝日生命運用計画

(内容を追加しました)

[東京 23日 ロイター] - 朝日生命保険の2014年度下期の一般勘定の運用方針では、米国債を中心に外国債券の積み増しを継続する。上期に1800億円と大幅に積み増したが、下期も数百億円規模で積み増す計画だ。為替水準によってはオープン比率を引き上げ、機動的に対応する。一方、国内公社債は横ばいの見通し。ただ円金利資産中心のポートフォリオに変更はなく、想定金利レンジの上限水準では国内債の買い入れを検討する。

資産運用部門・資産運用企画ユニット・ゼネラルマネージャーの小野貴裕氏が23日、ロイターとのインタビューで答えた。

<新規分を外債に振り分け>

期初に500─1000億円程度の積み増しを計画していた外債への投資だが、上期に1800億円増と大幅に上回った。それでも下期に引き続き数百億円規模で積み増す。日銀による大量の国債買い入れ政策を背景に国内金利が低水準にとどまっているため「国内公社債への新規投資を抑制する分、外債に振り分ける」(小野氏)という。上期末の外債残高は4000億円に増加した。

地域別のアロケーションに変更はない。もともと米国6割、欧州3割強、豪州1割弱の比率のなかで、米国債を中心とした買い入れを行っていく。欧州圏は低水準の金利が見込まれる一方、堅調な米経済を背景に相対的に高い利回りが見込める米国債の方が投資妙味が大きいという。

ヘッジ比率に関しては決め打ちをせず、柔軟に対応する。日米金融政策の差を背景に、基本的にはドル高/円安基調が続くとみており、「ドルが押し目を形成する局面ではオープン比率を引き上げたい」(小野氏)と意欲的だ。ヘッジ比率は9割強を基本としているが、7─8割程度まで落とす可能性があるとした。

<0.80%水準で国債買い増し>

一方、国内公社債を中心とする円金利資産は横ばいの方針。償還分の再投資程度にとどめ、上期末の残高3兆円程度を維持する。ただALM(資産・負債の総合管理)の観点から円金利資産中心の運用方針は変わらず、「国内金利の想定レンジ上限ではある程度、積み増したい」と小野氏は話す。同社は下期の10年債国債利回りで0.40─0.80%を想定している。デュレーションは12年強を維持する見通しだ。

国内株の残高は1800億円程度で下期も大きくは変わらない。ただ、期中には「運用担当者の裁量でトレーディングを行うこともある」(小野氏)という。ヘッジファンドなどのオルタナティブ投資は、リスク分散を図るために残高500億円程度から1割近く増やす見通しだ。

一方、一般貸付は横ばい。上期には約250億円増加し残高は6500億円となった。4200億円程度の残高がある不動産も横ばいを維持。上期末の一般勘定残高は5兆5500億円と、13年度末からやや減少した。

今年度の相場見通し(レンジと年度末)は以下の通り。

日本国債10年物利回り 0.40─0.80%(年度末0.60%)

米10年債利回り    2.00─3.00%(同2.80%)

日経平均        1万3000─1万8000円(同1万7000円)

NYダウ        1万5000─1万8000ドル(同1万7500ドル)

ドル/円        102─115円(同110円)

ユーロ/円       128─143円(同137円) (杉山容俊)

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