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中国準大手銀行の収益性悪化、オンライン金融サービスと競争激化
2014年10月23日 / 07:23 / 3年前

中国準大手銀行の収益性悪化、オンライン金融サービスと競争激化

[上海/香港 23日 ロイター] - 中国光大銀行 や中国招商銀行 を含む中国の準大手銀行は、オンライン金融サービスとの競争激化と資金調達コストの上昇で業績が圧迫され、銀行の収益性を示す純金利マージン(NIM)が低下するなど、苦境に陥っている。

ロイター・データの分析によると、ここ半年において国内の5大銀行の金利マージンは総じて横ばいで推移しているが、準大手行では大幅に縮小。また、アナリストらによると、バランスシートの健全性という観点からも準大手行は大手行に後れを取っている。

クレディ・スイスのプライベートバンキング・ウエルスマネジメント部門のアジア太平洋地域最高投資責任者(CIO)、ファン・チェク・ワン氏は「中堅あるいは小規模銀行は資本基盤が弱いことから資金調達でのリスクが増大しており、大手行との格差は今後広がるだろう」と指摘した。

中国では23日の中国建設銀行 を皮切りに銀行部門の第3・四半期決算が発表される。決算では、準大手行の厳しい状況が明らかになるとみられる。

株式銀行としても知られる準大手行の時価総額平均は3000億元を下回っており、5大銀行に大きく見劣りする。

一方、預金金利と貸出金利の差である純金利マージンは、電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング のオンライン資産運用商品「余額宝」といったインターネット上の金融サービスとの競争に圧迫されている。

5大銀行の平均金利マージンは過去1年で2.6%前後で安定的に推移しているが、準大手7行は当初は同様の水準だったものの、第2・四半期に1.86%まで低下。第3・四半期はさらに低下したとみられる。

投資家らは、準大手行が現状打破を狙いオンライン金融サービスを取り入れ、経営革新を図る可能性があると指摘する。

投資会社RSインベストメンツのポートフォリオ・マネジャー、トニー・チュー氏は「小規模・中堅銀行は電子商取引企業との提携において柔軟に対応することが可能だ」と述べた。

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