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UPDATE 2-中国11月CPIは5年ぶりの低い伸び、デフレリスク高まる
2014年12月10日 / 02:07 / 3年前

UPDATE 2-中国11月CPIは5年ぶりの低い伸び、デフレリスク高まる

* 11月の中国CPI、前年比1.4%上昇・前月比0.2%低下

* 11月の中国PPI、前年比2.7%低下・前月比0.5%低下

* デフレリスク強まる

* 当局は信頼回復に向け、緩和拡大を検討 (内容を追加しました)

[北京 10日 ロイター] - 中国国家統計局が10日に発表した11月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比1.4%上昇した。10月の1.6%上昇から鈍化し、2009年11月以来5年ぶりの低い伸びとなった。中国経済の弱さがあらためて浮き彫りとなり、政策緩和の余地も一段と広がりそうだ。

ロイターが集計した市場予想は1.6%上昇だった。

前月比は0.2%低下。ロイター調査では横ばいの予想だった。

過去数カ月間と同様に、食品価格の上昇は食品以外の価格の低迷を補うには至らなかった。たばこ・酒の価格は、当局の汚職撲滅運動を背景に下落。運輸・通信価格も、原油の国際相場が値下がりしたことなどから下落した。

生産者物価指数(PPI)は前年比2.7%低下、33カ月連続での低下となった。予想は2.4%低下。10月は2.2%低下した。

<デフレリスク高まる>

政府関係者によると、デフレリスクが、中国人民銀行(中央銀行)が11月21日に予想外の利下げを実施した主な理由とみられている。

当局は、銀行の預金準備率の0.5%ポイント引き下げを含むとみられる追加緩和を実施する見通しで、そうなれば2兆3700億元(3832億ドル)のベースマネーが新たに供給される。

こうした資金注入によって銀行が貸し出しに回す資本は確実に増える。当局が銀行の預貸率の算出方法を調整すれば、なおさらだ。

アナリストによると、中国株式市場はすでにこうした動きを織り込んでおり、主要指数は利下げ以降30%以上上昇している。

キャピタル・エコノミクスのジュリアン・エバンズ・プリチャード氏は今回の指標について、リサーチノートの中で「デフレリスクへの懸念が一部で出る可能性があるが、われわれは大きな懸念材料ではないと考えている」とコメント。

「コモディティ(商品)価格の下落を背景に投入コストは低下しているが、PPIの消費財はおおむね横ばいで、多くの企業は実際好調となっている。われわれは来年にかけて物価(の下向き)圧力はさらに緩和すると予想する」と語った。

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