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上海外為市場=人民元が強含み、前日の大幅安から回復
2014年12月10日 / 08:37 / 3年前

上海外為市場=人民元が強含み、前日の大幅安から回復

[北京 10日 ロイター] - 10日の上海外国為替市場の人民元の対ドル相場は、前日の大幅下落から回復する展開となり、強含んだ。トレーダーらの一部は、中国人民銀行(中央銀行)が人民元相場の安定を維持するという名目で、秘密裏に人民元相場を下支えしていると推測している。

人民元のスポット相場 は、9日の取引で一時、対ドルで0.5%超値下がりした。1日当たりの下げ幅としては2008年以来の大きさとなる。失望させられる内容の貿易関連指標に加え、人民銀が金融緩和を行うとのうわさが広がる中で、企業が人民元に売りを出した。この二つの材料は人民元の相対的価値を低下させるとみなされた。

金融緩和は人民元にとって弱材料のはずだが、人民銀はこのところ元高方向に基準値 を設定し、同値は12月4日以降0.35%の元高となった。人民銀が相場の安定を維持するシグナルを市場に発したものと思われる。しかし市場は8、9日と基準値設定を材料視せず、一部のトレーダーは人民銀が10日に、人民元からの大挙しての資金引き揚げを阻止するため、人民元買いを仲介者に指示したと考えている。

ある上海の中国系銀行のトレーダーは「人民銀が人民元相場を支えるため市場に介入した疑いがあることから、相場は目先は6.2元近辺で安定する公算が大きい」と述べた。

スポット相場は、前日終値よりもわずかに元安の水準で取引が始まった。その後は反発し、直近では0.12%高の1ドル=6.178元で取引された。

元は先週以降継続して、基準値よりも元安の水準で取引されている。

中国国家統計局がこの日発表した11月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比で前月よりも低い伸びにとどまり、ANZのエコノミストらは、同統計が預金準備率引き下げへの道をさらに開く可能性があると指摘した。11月のCPIは前年同月比1.4%の上昇と、市場予想を下回った。

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