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ユーロ圏金融・債券市場・終盤=独国債の上昇一服、コアCPI上振れで
2015年1月7日 / 18:52 / 3年前

ユーロ圏金融・債券市場・終盤=独国債の上昇一服、コアCPI上振れで

[ロンドン 7日 ロイター] - 
  (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

*GMT:18時35分

先物清算値
  3カ月物ユーロ(3月限)   99.94 (‐0.00) 
  独連邦債2年物(3月限)  111.09 (+0.00) <0#FGBS:>
  独連邦債5年物(3月限)  130.34 (+0.01) <0#FGBM:>
  独連邦債10年物(3月限) 156.73 (‐0.19) <0#FGBL:>
  独連邦債30年物(3月限) 159.74 (‐0.84) <0#FGBX:>
 
現物利回り
  独連邦債2年物       -0.105 (-0.101)  
  独連邦債5年物       -0.002 (-0.001)  
  独連邦債10年物      0.475 (0.460)  
  独連邦債30年物      1.197 (1.160)  

    
    7日のユーロ圏金融・債券市場では、独連邦債利回りが過去最低からやや戻した。1
2月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)は原油安を背景に2009年10月以来のマイ
ナスとなったが、コア指数は変わらずだったことで、買いの勢いが一服した。だが欧州中
央銀行(ECB)が本格的な量的緩和に乗り出すとの観測はなお根強い。
    12月のユーロ圏CPI速報値は前年比マイナス0.2%となり、市場予想のマイナ
ス0.1%以上の低下となった。だが振れの大きいエネルギーや未加工食品を除いたコア
指数は、前年比0.7%の上昇となり、10・11月と変わらずだった。
    これを受け、一部では原油安が消費を促し、今後総合CPIを押し上げる可能性があ
るとの見方も浮上した。
    ロンバー・オディエの首席エコノミスト、サミー・チャー氏は、どのようなデフレ現
象になるのか区別することが重要と指摘。「データは原油安で歪められている。状況は総
じて良いディスインフレ」と指摘した。
    独10年債 利回りは2ベーシスポイント(bp)上昇の0.48%。
一時は0.433%まで下がり、過去最低を更新した。
    オランダ、ベルギー、オーストリア、フィンランドの国債利回りも軒並み過去最低か
ら戻した。
    
    ECBにとっては、市場のインフレ期待が低下していることも懸念材料だ。5年後か
ら5年間の期待インフレ率を反映するユーロ圏のブレーク・イーブン・インフレ率(フォ
ワードBEI) はこの日、1.57%まで低下した。
    デフレ懸念を背景に、独30年債 は一時1.06%まで下げ、ユーロ
圏債務危機が深刻化していた2012年半ば以来初めて、日本の30年物国債の利回り水
準を下回った。
    コメルツ銀行のストラテジスト、デービッド・シュノーツ氏は「コアCPIがやや上
振れしたことで調整の動きが出て、年初来の上昇基調に一服感が出た」と話した。
    一方、ラボバンクの市場エコノミスト、エミール・カードン氏は、スイス国立銀行(
中銀)がスイスフランの対ユーロ相場上限防衛に向け、ユーロ圏資産を買い入れるため、
独連邦債の利回り上昇は限られるとの見方を示した。
    
    ギリシャのユーロ離脱懸念の再燃を受けて、同国の10年債利回りはこの日、10%
の節目を突破した。
    ギリシャ10年債 利回りは148bp上昇の11.07%。3年債利
回りはおよそ2%ポイント上昇の15.59%となった。

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