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FRB内で強まるハト派姿勢、利上げ再開は来年に後ずれか
2015年6月4日 / 23:04 / 2年前

FRB内で強まるハト派姿勢、利上げ再開は来年に後ずれか

[サンフランシスコ 4日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の当局者の間では、世界経済の先行き懸念や国内消費の伸び悩みを理由に、利上げ再開を今年終盤か、もしくは2016年にまで先延ばしすべきとの見方が増えている。

ブレイナード理事は今週、利上げを遅らせることが賢明かもしれないとの見解を示した。

また、タルーロ理事は4日、第1・四半期は一時要因が足かせとなりマイナス成長となったが、米経済がその後、持ち直したのか確信が持てないと述べた。

ハト派として知られるシカゴ地区連銀のエバンズ総裁も、適切と考える利上げ再開時期を、これまでの2016年初めから2016年下半期に変更する可能性を示唆。ミネアポリス地区連銀のコチャラコタ総裁も、同様の見解を示している。

ブレイナード理事は、年内の利上げの可能性を否定していないが、輸出や製造業部門の低迷が経済にとり一段の足かせになる恐れがある、と指摘している。同理事は3月、他の14人のFRB当局者同様に年内の利上げを予想していた。その時17人中14人は、年内少なくとも2度の利上げを予想していた。

ボストン地区連銀のローゼングレン総裁の今週の発言も、かなりハト派的だった。

総裁は、第1・四半期に軟調となった米経済が勢いを取り戻しているとの兆候がほとんどないなか、利上げに踏み切れる状況にはないとの認識を示した。

JPモルガンのエコノミスト、マイケル・フェロリ氏は、ブレイナード理事、もしくは、ローゼングレン総裁は、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げ見通しを変更する可能性があると指摘する。

バンク・オブ・ザ・ウエストの首席エコノミスト、スコット・アンダーソン氏は他の多くのエコノミスト同様、9月の利上げ開始を見込んでいる。ただ、その次の利上げについては、2016年1月まではない、と予想している。

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