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UPDATE 2-縮小続く家計の物価上昇見通し、比率はQQE前に=日銀調査
2016年4月11日 / 06:11 / 2年後

UPDATE 2-縮小続く家計の物価上昇見通し、比率はQQE前に=日銀調査

((内容を追加しました))

[東京 11日 ロイター] - 日銀が11日発表した3月の「生活意識に関するアンケート調査」(第65回)によると、1年後と5年後の物価について「上がる」との回答比率が低下し続けており、量的・質的金融緩和(QQE)導入前の水準になっている。また、マイナス金利政策の導入を受け、金利水準について「低すぎる」との回答が増加した。

1年後の物価について「上がる」との回答は75.7%となり、前回の昨年12月調査の77.6%から低下した。比率の低下は3四半期連続で、日銀が量的・質的金融緩和を導入した13年4月よりも前の13年3月調査(74.2%)以来の水準に落ち込んだ。

5年後についても「上がる」との回答が80.0%と前回調査の80.1%から小幅低下し、6四半期連続の低下。12年12月調査の72.6%以来の低い水準となった。

アンケートでは、足元の物価の実感についても聞いているが、「上がる」との回答が70.5%と前回の78.8%から大きく低下した。原油価格の下落などを背景に実際の物価低迷が続く中で、先行きも含めた家計の物価観が下振れている可能性がありそうだ。

先行きの具体的な物価の変化率については、1年後(平均4.3%、中央値3.0%)、5年後(平均3.6%、中央値2.0%)ともに前回調査と同水準だった。

<金利「低すぎる」が増加、マイナス金利で>

金利水準に関しての質問では「低すぎる」との回答が65.1%となり、前回調査の51.9%から大きく上昇。「高すぎる」との回答から「低すぎる」との回答を引いた金利水準判断DIはマイナス58.0と過去最低を更新した。

今回の調査は2月5日から3月3日に実施されたが、日銀による1月29日のマイナス金利政策の導入決定を受け、金利が「低すぎる」との回答が増加した可能性がある。

現在の景況感は「良くなった」との回答が減少する一方、「悪くなった」との回答が増加した結果、景況感DIはマイナス22.5と前回調査(マイナス17.3)から悪化した。1年後もマイナス30.9と12年12月調査(マイナス33.1)以来の水準に悪化している。 (伊藤純夫)

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