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UPDATE 1-〔需給情報〕裁定買い残が7年5カ月ぶり低水準、日銀ETF買いが影響か
2016年8月17日 / 08:06 / 1年前

UPDATE 1-〔需給情報〕裁定買い残が7年5カ月ぶり低水準、日銀ETF買いが影響か

(内容を追加しました)
    [東京 17日 ロイター] - 東京証券取引所がまとめた8月8日─8月12日のプログラム売買状
況によると、金額ベースの裁定買い残(当限・翌限以降の合計)は、前週比1718億円減少の4734億
円となった。買い残の減少は2週連続で、2009年3月以来7年5カ月ぶりの低水準となった。
    
    8月8日─12日の週は、5日に発表された好調な米雇用統計を受けて、週初からマドを空けて上昇。
その後も日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ期待などを背景に堅調に推移し、日経平均 は
週間で値幅665円、率にして4.09%の上昇となった。
    
    日経平均が上昇する局面では、先物買いが裁定買いにつながり、裁定残は増加しやすいが、この週は減
少した。東海東京調査センター・マーケットアナリストの仙石誠氏は「夏枯れ相場で先高観が乏しく、裁定
買い残を膨らませる環境ではなかったことに加え、日銀によるETF買いが減少につながった可能性がある
」と指摘する。
    
    日銀によるETF買い入れのスキームは、委託先の信託銀行に発注し、信託銀行が証券会社からETF
を購入する構図となっており、証券会社は一定量のETFを在庫として抱えている。証券会社はETFを組
成する際、市場から株式を調達するだけではなく、裁定業者からパッケージで買い受けるケースもあり、裁
定残の減少につながっているのではないかと仙石氏はみている。
    
    日銀は8月8日─12日の週に「設備投資および人材投資に積極的に取り組んでいる企業を支援するた
めのETF」を含め、合計755億円のETFを購入した。
    
  *東証の発表資料は以下のURLでご覧ください。
    
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